制作手順に沿って一歩ずつ

一口に印刷物と言っても、さまざまな形態があり、さまざまな内容がありますので、ひとまとめにすることはできません。しかし基本的な編集方法というものがあります。

何を示すものかを決めましょう。社内報なのか、商品紹介パンフレットなのか、それとも記念誌なのか。

だれに見てもらうものなのかを考えましょう。

体裁(印刷物になったときの形・様子)を決めましょう。本(冊子)にするのか、パンフレットのような数ページのものにするのか、また1枚だけの物(ペラ)にするのかと、形を決めましょう。できれば大まかなページ数も決まるといいですね。数百ページに及ぶ本の場合は別ですが、冊子の場合だと、24ページ程度にしたいのか、60ページほどはほしいのかなど、大まかな量を決めたいものです(できるだけ4ページ単位で考えましょう。印刷されたときにページの無駄を出さないためです)。

これら大まかな事柄が決まったら、今度は企画・編集会議を行い、中身を決めていきます。掲載する中身(素材)は何にするのか、自分たちで取材しなくてはならないことは何か、文章を依頼して書いてもらうかどうか、依頼するなら、だれに、どんな内容で、どれくらいの量をお願いするか。そんなことを決めていきます。

別ページ(広報誌ってどう作るのよ)に、広報誌を作る際の手順を掲載してあります。これを参考にしていただければと思います。